
前回、急に登場した発明家ドレイク。圧倒的な強さを持ち、元は魔女付きの騎士だったという。
ファフナは魔女を危険に晒している己の未熟さを痛感し、ドレイクの元で修行に励むことに!
ということで、さっそく今週号の紹介します!
このページでは9話のネタバレ要素を含みます!
魔女の守人9話のネタバレ&あらすじ
魔女の守人9話「ドレイクの訓練始まる!」
さっそくドレイクの訓練が始まるわけだが、行うのは魔女・騎士戦闘の基礎。
魔雷種という微弱な魔力を内包する植物の種を使い、これを増幅させる。
ツェペリかと思ったわこのキャラ
魔女の守人 pic.twitter.com/vRwYAbhaAI
— シャンパン小僧🍾 (@FancyPierrot) March 29, 2020
ファフナが握りつぶすと、ちょっと痛い程度の静電気が流れるだけ。
しかしドレイクがやると威力が何倍にも膨れ上がり、ものすごいバリバリと音をさせて爆発する。
#wj18 #魔女の守人
電撃シーンはやたら気合い入ってる。マナスファは、料理作るとか、手当てするとかもう少し動きが有っても良かったような。 pic.twitter.com/gXUIyT3RmO
— 東雲常@日本萌生・尊皇共祉 (@shinonomebreak) March 30, 2020
並みの騎士にはここまでやるのは無理だが、魔女の魔法を強くさせることができる騎士は少なくないという。
対魔女・騎士戦闘の基本はこうやって魔力を増幅させることで、魔女の負担を軽減させること。
以前、ゲンがやっていたのはこういうことだと気づくファフナ。
そしてこれから3日間ドレイクが鍛えてやると言う。
・・・たった3日か。ちょっと少ないような気がしないでもないが。
それにゲンがやっていたのは魔女の力を利用して、自分の攻撃を強くさせる方が多かったような。
逆にゲンがルゥリの魔法を強くさせるシーンなんてあったっけ?とちょっと思ってしまった。
で、ドレイクの訓練が始まるわけだが、
ドレイクの重くて速い攻撃を必死でさばいてカウンターを狙うファフナ。
するとドレイクが魔種(魔雷種、魔氷種、魔水種)を使って防御したり攻撃する、という流れ。
何度も何度も魔種を使われて倒れるファフナ。
さらに攻撃が直線的すぎるのでもっと裏をかけ、ともアドバイスされる。
ここ小泉進次郎構文#魔女の守人 #wj18 pic.twitter.com/qrXYT0bZsg
— 春日部防衛隊(インドネシア在住) (@osakabe_paizuri) March 29, 2020
うーん、肝心の魔力を増幅させるやり方は訓練しないのか?と疑問に思うが、その答えは終盤に出てくるのでいったん保留。
魔女の守人9話「マナスファが久しぶりに登場」
なんか存在感が薄くて忘れがちなヒロイン・マナスファが久しぶりに登場。
必死に訓練するファフナに問いかける。
マナスファ「あの時、私を斬っていればこんな辛い思いをしなくて済んだと思わない?」
元々、ファフナは騎士になるために努力して優秀な成績で魔女付きの騎士にもなった。
これまでせっかく積み上げてきたのに、魔女と一緒に逃亡したことで、全てをフイにしてしまったわけだ。
マナスファにすれば「本当に後悔してないの?」と不思議に思うわけだ。
逆に言えば「後悔してるなら、いつか裏切られるかも?」という不安を感じてると言える。
魔女のいない平和な国にするために魔をやっつける騎士になったファフナ。
だったら、魔になりそうなマナスファを斬れば目的達成になるのでは?なんでそうしないのか?とマナスファは問いかけます。
だがファフナは言う。
「後悔なんてしてないよ。国を出たこともお前の騎士になったことも」
言ってる意味が分からないマナスファは「何で?」と再度問う。
ファフナはたしかにマナスファの意見は一理あると。
しかし、ファフナが一番むかついたのは、家族がやられたのに、のうのうと生きてる自分に対してだという。
『魔女の守人』
家族とどう接してたかにもよるだろうが、そこは家族の分まで生きようでいいと思うよ…
家族も生きて幸せになってほしいと思ったんじゃないか当時は知らなかったわけだが、知った今なら怒りの矛先は少女に魔(イビル)を埋め込んで魔女を造り出すことを止めない司祭院でいいんじゃないか pic.twitter.com/DgUn8NkF5Z
— 光 (@7koyuki2) March 30, 2020
なのに、もしマナスファを殺せば、きっとまた後悔するからだという。だから絶対しなせない、そう決意するファフナ。
うーん、ファフナは決してのうのうと生きていたわけでもなく、騎士になるために努力してたと思うが。
なんで自分のことをそう思うのかよく分からん。
まあ、魔とは元魔女であるという事実を聞かされて、魔になりそうな魔女を殺すのはなんか違うんじゃないの、ということだと思うが。
だったらそう言えばいいのに。
最後に「バカだね」と言って去るマナスファ。そして岩陰でこっそり会話を盗み聞きしてるドレイク。
魔女の守人9話「最終日、ファフナはどうなった!?」
そしていきなり2日後になり、格段に動きがよくなったファフナ。
しかしドレイクによると「いまだ発展途上」という評価。
直線的だった攻撃も、少し裏をかけるようになってきたので、成長は認めているようだ。
でもファフナにすれば、最終日なのに、全然ドレイクに勝てる気がしない。
このまま終わっていいのかという焦りが襲う。
でも決して諦めずに逆に笑うファフナに精神的な成長も認めるドレイク。
そこでドレイクは
「お前は1人では強くなれない。今夜、マナスファと二人で来い」
そう言いいます。
そして魔種について、肝心なことを伝えます。
魔種とは本来、魔女・騎士戦闘用に騎士の身体に魔力を流して開発するためのものらしい。
そして3日間、魔力を喰らい続けてきた今のファフナなら、マナスファの魔法を扱えるようになっているはずだと。
そのための行程はすでに終わってるとか。
えー・・・そういう大事なことはもっと最初から言ってあげればいいのに。
そして最終訓練としてマナスファと二人でドレイクと戦うファフナ。
果たしてうまく使えるようになるのか?
ファフナによると不規則な大気の流れの中に、ドレイクに喰らい続けてきた魔法のピリリとした感覚があるという。
最後のページでは手からなにやら魔力のようなものが出るようになってます。
これならドレイクともまともに戦えるかもしれませんね。
魔女の守人9話の感想まとめ
今回、よく出てきた「対魔女・騎士戦闘」って何なんですかね。
本来は魔と戦うためのものであって、魔女・騎士と戦うための戦闘方法って、裏切りを想定してるわけでしょうか?
魔と戦うために必要なら、ファフナは最前線にいながら何で今まで知らなかったんだろう。
魔と戦う戦闘訓練の延長線上にない、全く別系統の訓練なのか?
魔と戦うだけなら本来必要ないけど、本部のエリートとかになると裏切り者を始末する任務あるから、一部の人間だけ訓練してるのか?
だから辺境にいたファフナは全く知らなかったのかな。
それと、魔力を喰らい続けることで、体内に魔力が宿り、魔力をうまく扱えるようになるという理屈はイマイチすっきりしないものがある。
ファフナの受けた攻撃って魔種を使って雷や氷、水の攻撃を浴びただけだよな。
魔力で作られた雷や氷、水だから魔力を内包しているとしても、受けた魔力攻撃で魔力を吸収できるものか?
それなら魔力だけを体内に送り込んでもらう方がいいような気もする。
異世界モノの小説では、魔力を送り込んでもらい、魔力を感じ取ることで魔力操作のスキルが身につくみたいな描写はよくあるが。
ただし、魔力を操作できても、増幅させるのは少しワケが違う。
増幅させるってのは何だ?自分の魔力を付け加えてるのか?それとも増幅させるスキルが身につくのか?
増幅って便利すぎない?それなら魔女の背中に手をつけて、増幅スキルを使えば魔女の攻撃が何倍も威力が増す。
というか、騎士が覚えなくても、魔女自身が訓練して増幅スキルを身につければいいのでは?
・・・なーんて思ってしまうが、この漫画は細かいことを考えたら負けだと思う。
本誌の順位もいつの間にか16位とかなり最下位に近づいてきた。
9話で16位だから、2冊分くらいの話数がたまったら打ち切りコースかもしれないなぁ。